嵯峨野の風景

その昔、貴族が好んで別荘や庵を構えた嵐山は、
美しい自然に囲まれ、四季折々の風景が愉しめます。
嵐山と嵯峨野、それぞれの景色をご紹介していきます。

vo.3 大覚寺「真紅の水鏡」vo.2 野宮神社vo.1 嵐山界隈

vo.3 大覚寺「真紅の水鏡」

秋の特別拝観「真紅の水鏡」

秋も深まり冬がやってこようというこの絶妙なタイミングに、 大覚寺では夜間特別拝観が行われました(平成21年11月13日〜12月6日 17時〜21時)。

その名も「真紅の水鏡」とされた大沢池のライトアップは、
観る者すべてが息を飲む美しさです。

闇夜を映し出す大沢池の水面に反射する、光の情景。
時折、揺れる水面がそれらの像を不確かに、
うつろう景色はより幻想的に、そこに浮かびます。

大沢池 心経宝塔の写真

境内にある重要文化財ももちろん、見どころたっぷり。
夜間拝観では、同じ文化財・建物もまたがらりと印象を変え、不思議な雰囲気で鑑賞することができます。 江戸時代に建造されたという立派な構えの式台玄関、狩野山楽筆の牡丹図、弘法大師の尊像がお祀りされている御影堂、五大明王をお祀りされている大覚寺の本堂である五大堂…。

さてこの大覚寺、正式名称を「旧嵯峨御所大覚寺門跡」といい、 真言宗大覚寺派の本山で、心経写経の根本道場・いけばな嵯峨御流の総司所でもあるそうです。 “門跡寺院とは、天皇または皇族が住職に就かれた寺院のこと”だそうで、 平安時代には、嵯峨天皇の離宮嵯峨院が建立され、弘法大師(空海)も幾度も立ち寄ったとか。

この季節限定の特別拝観、京都の幽玄な観光イベントのひとつです。

十二単の写真
大沢池 ライトアップの写真 大覚寺境内 もみじの写真 心経宝塔 ライトアップの写真

vo.3 大覚寺「真紅の水鏡」vo.2 野宮神社vo.1 嵐山界隈