その昔、貴族が好んで別荘や庵を構えた嵐山は、
美しい自然に囲まれ、四季折々の風景が愉しめます。
嵐山と嵯峨野、それぞれの景色をご紹介していきます。
vo.4 野宮神社・愛宕神社 嵯峨祭|vo.3 大覚寺「真紅の水鏡」|vo.2 野宮神社|vo.1 嵐山界隈
斎宮(斎王)とは伊勢神宮にお仕えする未婚の皇女のことです。 制度としては天武天皇の御代に確立し、後醍醐天皇まで約660年間64人の斎宮(斎王)が選ばれました。 平安時代には賀茂社にお仕えする斎王も選ばれるようになりましたので、伊勢斎王は斎宮、賀茂斎王は斎院と呼ぶようになりました。 斎宮は天皇の御即位毎に卜定(ぼくじょう=占い)によって選ばれ、野宮にて足掛け三年の潔斎の日々を送りました。 三年目の秋には伊勢神宮神嘗祭にあわせて伊勢に旅立たれます。 野宮を出られた斎宮は桂川で御禊を行い、大極殿で発遺の儀に励みます。 天皇は手ずから御櫛を斎宮の額髪に挿し「都の方へ赴き給うな」と別れの言葉を告げられます。 伊勢へ向かう斎宮群行(斎王群行)は監送使以下500人の官人官女の壮大華麗な行列でした。 斎宮行列はこの様子を専門家の考証によって再現したものです。 行列巡礼コース(平成21年度予定) 野宮神社HP |
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